3月 2019年

テスト実施結果報告 の 作り方

今回は「テスト実施結果報告 は どのように作るべきか」についてまとめます。 目次 報告を受け取る人は何を知りたいのか テスト実施状況の分析 最終断面 実施済みテストケース累積 不具合解消状況の分析 最終断面 信頼度成長曲線 テスト品質の分析 ケース見直しに対する原因と対策 障害起票されたが障害確定しなかったチケットの分析 障害起票漏れしていたケースの分析 アプリケーション品質の分析 ...

不具合が埋め込まれてから見つかるまで

今回は「不具合が埋め込まれて見つかるまで」どのような仕組みになっているかを解き明かしていきます。 プロジェクトにおける「不具合管理」やテストフェーズでの「不具合対応フロー」などを考えるためのベースとなる情報になるハズです。 目次 プロセス全体像 根本原因 誤り 直接原因(欠陥) 障害 問題 プロセス全体像 現実、現場で働いている状況踏まえての感覚や前述の内容を踏まえてまとめると以下のような構造が作れる気がします。 作りとしては不具合発生のプロセスと不具合管理フローを組み合わせたようなものになっています。 根本原因 環境や組織、ソフト、ハードといった面でシステム開発にとって適切でない状態となっていると、そこが原因となって次の誤りを誘発 ...

不具合、欠陥、故障 … の違い

今回は「不具合、欠陥、バグ、障害、エラー … などの用語の示す意味の違い」についてまとめます。 目次 はじめに どんな用語があるのか どんな分類方法があるのか 不具合発生のメカニズムによる分類(機電系) 不具合発生のメカニズムによる分類(ITシステム系) テスト実施時の不具合管理フローによる分類 はじめに 用語の定義はプロジェクトによってまちまちなので、プロジェクトに参画するたびメンバーと認識をあわせる必要があります。 実際、不具合まわりの解説をしているブログやサイトも名称はやや異なる定義をしていたりしました。 ここでは「用語にはどんなものがあるか」と「分類する考え方にどんなもの ...