実際の現場で今回の記事に記載の方法で実装することはあり得ないと思いますが、Node.js の基礎を知るための参考として記事にしてみました。 この記事は、Node.js で 実装する場合 どのように実装および実行することで Webアプリケーション が開発できるのか、が理解できるようになるのが目的です。
この記事では以下のような前提で Node.js を用いた Webアプリケーション 開発 を行っていきたいと思います。 前提を満たしていない場合は参考程度にこの記事を読んでいただければと思います。 前提を満たしていれば、実際に試してみることをオススメします。
前提
- Windows 環境
- Node.js インストール 済み (まだの場合は こちら を参照してください)
では、早速 Node.js で Webアプリケーション 開発を行っていきたいと思います。
目次
概要
Node.js とは、Chrome V8 エンジン 上に実装された ランタイム です。 …と、言われてもよくわからないですが、Javaで言う Apache + Tomcat、C# で言う IIS なイメージの認識です(間違ってたらゴメンなさい)。
Node.js を使った Webアプリケーション 開発 の 大まかな流れは以下のような感じです。 Hello World を表示するだけなら簡単にできてしまいます。
- プロジェクトルートディレクトリ を 作成
- エントリポイントとなる JavaScriptファイル を 作成
node
コマンド で 実行
以下ではそれぞれについてもう少し詳しく見ていきます。
プロジェクト作成
Visual Studio や Eclipse で言うような「プロジェクト」は存在しませんが、これから開発する Webアプリケーション の ルートディレクトリ を作成します。 今回は 「WebApplication1」 と言う名前のルートディレクトリにしています。 あわせて記載している 「app.js」 はこの後の実装で作成する JavaScript ファイル になります。 今回の サンプルプログラム で作るファイルはこれだけになります。
プロジェクト構成
WebApplication1/ app.js
実装
前述のプロジェクト作成で作成したディレクトリ直下に以下の JavaScript ファイル を作成します。
app.js
1 2 3 4 5 6 7 8 | var http = require( 'http' ); http.createServer( function (request, response) { response.writeHead(200, { 'Content-Type' : 'text/plain' }); response.end( 'Hello World' ); }).listen(3000); |
実行(テスト)
コマンドプロンプトを起動して以下の手順を行います。
-
プロジェクトルートディレクトリ へ 移動
1cd
D:\workspace\WebAplication1
-
node <JavaScriptファイル>
を実行今回実行する JavaScript ファイル は 「app.js」 になるので、以下のようなコマンドを実行します。
1node app.js
-
ブラウザで
http://localhost:3000/
へアクセス
以上で Node.js を使った Webアプリケーション開発 の 基本 になります。
参考記事
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