今更ですが… Node.js プロジェクト を始めるにあたり最初の準備手順をまとめました。
はじめに
通常の Visual Studio であれば Node.js を扱うプロジェクトがあるためそれを利用すればよいのですが、 Visual Studio Code だとそのようなものはないので手作業で準備することになります。
…とはいえ、 Node.js プロジェクト自体はあまり準備することもなく、以下にあげている「フォルダ作成」と「package.json作成」の2つくらいです。
以下ではそれぞれについて順に見ていきます。
プロジェクトフォルダ 作成
結論から言うとどこでもよいのでディレクトリを作成してしまえば大丈夫です。
参考までに…個人的には以下のような構成をとることが多いです。
D:\
直下から D:\workspace\project1
のようにすることが多いです。
また、ディレクトリ作成する際は、そのパス中に「日本語文字列」と「空白」のどちらとも含まれないように注意しています。
最近ではあまり遭遇しないですが、「日本語文字列(全角文字)」と「空白」は思わぬトラブルの原因になることが多いのであえて避けています。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 | [ルート] │ └ [ワークディレクトリ] │ ├ [プロジェクトディレクトリ 1] ├ [プロジェクトディレクトリ 2] ・ ・ ・ └ [プロジェクトディレクトリ N] |
package.json 作成
上記で作成したプロジェクトディレクトリへ移動し、コマンドプロンプトを立ち上げ、以下のコマンドを実行します。
後はウィザードに従って答えていくと package.json
というプロジェクト構成ファイルが作成されます。
1 | npm init |
ウィザード中に質問される内容は以下のようになっています。
質問 | 説明 |
---|---|
name | プロジェクト名を指定します。 デフォルトはフォルダ名になります。 |
version | バージョンを指定します。 指定できるバージョン文字列はセマンティックバージョニングに従った文字列になります。 |
description | プロジェクトの概要を指定します。 入力しないこともできますが、パッケージインストールするたび警告が出るので入力しておくことをオススメします。 |
entry point | エントリーポイントとなるソースファイルを指定します。 |
test command |
|
git repository | GitリポジトリへのURLを指定します。 指定なしだとパッケージインストールするたび警告が出るので入力しておくことをオススメします。 |
keywords | 作成するプロジェクトのキーワードを指定します。 複数ある場合はカンマ区切りで指定します。 |
author | プロジェクトの作成者名を指定します。 |
license | ライセンスを指定します。 指定できるライセンス識別子は SPDXライセンス識別子 になります。 |
About to write to <package.json> | 上記までの回答に従って作成される |
package.json
のその他のオプションについては 「package.json の 仕様 (日本語)」 を参照してください。
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