ビルド / デプロイ / リリース / ロールバック の 意味や違い

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今回は「ビルド / デプロイ / リリース / ロールバック」について覚書です。

「ビルド」と「デプロイ」はあまり気にせず似たような意味で使っていましたが、明確に異なる意味で使っている人がいるようなので関連する用語も含めて今一度整理してみました。

ビルド

ソースコードをコンパイルやライブラリのリンクを行って実行可能ファイルを生成することです。

クライアントアプリであればそのまま実行できますが、Webアプリであれば専用サーバーにデプロイやリリースが必要になってきます。

デプロイ

「デプロイ」とは、ビルド済みの新しい実行可能ファイル(Webアプリケーションなど)を専用の実行環境(ステージング環境やプロダクション環境)に対して配置、インストールすることです。 「実行環境へ新しいアプリケーションを展開する」というだけなので、新しいアプリケーションを展開したサーバーに対してユーザーがアクセスしてきているかどうかは問いません(むしろアクセスはしてきていない状態)。

リリース

「リリース」とは、実行環境(ステージング環境やプロダクション環境)に対して新しい実行可能ファイルを展開した上でユーザーがアクセスできる状態にすることです。 「リリース」が終わると「ユーザーからのアクセス」ができている状態になります。

ロールバック

「ロールバック」とは、動作保証された古いバージョンの実行可能ファイルを実行環境に再展開し、ユーザーからのアクセスを受け付けられるようにすることです。 イメージ的には「古いバージョンの(再)リリース」になります。

今回は「ビルド / デプロイ / リリース / ロールバック」の用語についてまとめました。 参考になったでしょうか? 本記事がお役に立っていると嬉しいです!!

参考記事

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