今回は「minikube が起動する Kubernetes 仮想マシンに SSH 接続する方法」についてまとめます。
そもそもなんでこんな記事を書こうかと思ったかというと、imagePullPolicy: Never
がなぜかうまく動かない(ErrImageNeverPull
になる)という事象が発生したのでその原因を調査していたため。
minikubeでKubernetesクラスタを起動する際、 --vm-driver=none
を指定しない場合、minikubeはホスト上に存在する何かしらのハイパーバイザーに対してKubernetesのワーカーノードとなる仮想マシンを動させます。
つまり、いくらホストOS上でDockerイメージを生成してもKubernetesワーカーノードとなるゲストOS上にDockerイメージは生成されていないので、 imagePullPolicy: Never
は必ず ErrImageNeverPull
になるわけです。
というわけで、その対策として直接DockerイメージをKubernetesワーカーノード上に生成したいのでワーカーノードにSSH接続したい、ということで本記事のSSH接続です。
SSH接続方法①(簡易方式)
minikubeのコマンドを利用した簡易的に接続する方法です。
-
ターミナルを起動して以下のコマンドを実行
1minikube ssh
SSH接続方法②(通常方式)
一般的なSSH接続方法で接続していく方法です。
-
ターミナルを起動して仮想マシンのIPアドレスを確認
1$ kubectl config view
12345678910111213141516171819apiVersion: v1
clusters:
- cluster:
certificate-authority: /Users/owner/.minikube/ca.crt
server: https://192.168.99.100:8443
name: minikube
contexts:
- context:
cluster: minikube
user: minikube
name: minikube
current-context: minikube
kind: Config
preferences: {}
users:
- name: minikube
user:
client-certificate: /Users/owner/.minikube/client.crt
client-key: /Users/owner/.minikube/client.key
-
SSHコマンドを実行して接続
- ユーザー名
- docker
- パスワード
- tcuser
1ssh docker@192.168.99.100
今回は「minikube が起動する Kubernetes 仮想マシンに SSH 接続する方法」についてまとめました。 参考になったでしょうか? 本記事がお役に立っていると嬉しいです!!
参考記事
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