MySQL の 基本的 な 使い方

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今回は「MySQL の 基本的 な CLI 操作」についてまとめます。

サーバー

  • サーバー起動

    MySQLサーバーを手動起動したい場合、 mysqld で起動できます。 オプションは多数ありますが… my.cnf ファイルに記述して --default-file に指定して起動がラクそう。

    mysqld [OPTIONS]
    
    オプション 説明
    --defaults-file=file_name オプションファイルを指定して起動。
    --bind-address=addr 接続を受け付けるサーバーIPアドレス。
    --datadir=path, -h path データ保存先ディレクトリ。
  • サーバー終了

    手動起動したMySQLサーバーは mysqladm を利用して終了させます。

    mysqladm -u root -p shutdown
    

  • データバックアップ

    データベース名 db_name を指定してバックアップファイルを作成します。

    mysqldump --single-transaction -u root -p db_name > /tmp/mysqldump.sql
    
  • データリストア

    指定されたバックアップファイルを取り込んで復元します。

    mysql -u root -p < /tmp/mysqldump.sql
    

クライアント

  • サーバー接続

    mysqlコマンドで接続できます。基本の接続コマンドは以下の通りです。

    mysql -h HOST -u USER -p
    
    オプション 説明
    -u --user=name ログインユーザー名。
    -p --password[=name] ログインパスワード。引数に値の指定がない場合は接続時に入力。
    -h --host=name 接続先ホスト名。
    -P --port=# 接続先ポート番号。
    -D --database=name 利用するデータベース名。
  • サーバー切断

    QUIT コマンドで切断できます。また、Ctrl + D でも切断できます。

    > QUIT
    

  • データベース作成

    MySQLのシェルへ入った後、 CREATE DATABASE でデータベースを作成します。

    > CREATE DATABASE db_name;
    
  • データベース一覧表示

    作成されているデータベースの一覧は SHOW DATABASES コマンドで確認できます。

    > SHOW DATABASES;
    
  • データベース選択

    USE で利用するデータベースを指定します。 データベース作成しても、データベース選択しないと操作はできません。

    > USE db_name
    

    選択中のデータベースはSELECT DATABASE() コマンドで確認できます。

    > SELECT DATABASE();
    
  • データベース削除

    SQLコマンドの DROP DATABASE で削除できます。

    > DROP DATABASE db_name;
    

  • テーブル作成

    テーブル作成は CREATE TABLE になります。 詳細書きだすと長くなるので別途でここでは割愛します。。

    > CREATE TABLE tbl_name
      (
        col_name data_type 
        ...
      );
    
  • テーブル構成確認

    作成したテーブル構成は DESCRIBE コマンドで確認できます。

    > DESCRIBE tbl_name;
    
  • テーブル一覧表示

    現在選択されているデータベースが保持するテーブル一覧を確認します。

    > SHOW TABLES;
    
  • テーブル名変更

    テーブル名を変更します。 変更中、他のセッションはどのテーブルにもアクセスできません。 やるなら外部からのアクセスを遮断して実施になりますが…現実的ではないかも??

    > RENAME TABLE tbl_name TO new_tbl_name
                   [, tbl_name2 TO new_tbl_name2 ...];
    
  • テーブル削除

    指定されたテーブルを削除します。複数同時に削除できます。

    DROP TABLE tbl_name [, tbl_name2 ...];
    

基本的にはよくあるCRUD操作なので基本形だけまとめて詳細は割愛します。

  • データ挿入

    > INSERT INTO tbl_name (col1, col2, ...) VALUES(val1, val2, ...);
    
  • データ取得

    > SELECT col1 FROM tbl_name;
    
  • データ更新

    > UPDATE tbl_name SET col1=val1, col2=val2, ...;
    
  • データ削除

    > DELETE FROM tbl_name WHERE col1=val1;
    

今回は「MySQL の 基本的 な CLI 操作」についてまとめました。 参考になったでしょうか? 本記事がお役に立っていると嬉しいです!!

参考記事

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