バッチ処理 で Windowsサービス を インストール(OSに登録) または アンインストール(登録解除) する方法です。 Visual Studio が入っている場合、"Visual Studio コマンドプロンプト" を用いることでインストール、アンインストールできますが… ここでは、Visual Studio が入っていない環境(デプロイ先)でバッチによるインストール、アンインストールの方法を記載します。
目次
Windowsサービス インストール バッチ
"WindowsService1.exe" をインストールするサンプルバッチです。 インストールしたいサービスと同じディレクトリにおいて、管理者権限で実行することでインストールできます。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 | @echo off rem カレントディレクトリへ移動 cd /d "%~dp0" rem アセンブリ名を設定 set ASSEMBLY_NAME=WindowsService1.exe rem .NET Framework への パス を追加 set NET35=%WINDIR%\Microsoft.NET\Framework\v3.5 set NET40=%WINDIR%\Microsoft.NET\Framework\v4.0.30319 set PATH=%NET40%;%NET35%;%PATH% rem Windowsサービスをインストール installutil %ASSEMBLY_NAME% |
Windowsサービス アンインストール バッチ
"WindowsService1.exe" をアンインストールするサンプルバッチです。 アンインストールしたいサービスと同じディレクトリにおいて、管理者権限で実行することでアンインストールできます。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 | @echo off rem カレントディレクトリへ移動 cd /d "%~dp0" rem アセンブリ名を設定 set ASSEMBLY_NAME=WindowsService1.exe rem .NET Framework への パス を追加 set NET35=%WINDIR%\Microsoft.NET\Framework\v3.5 set NET40=%WINDIR%\Microsoft.NET\Framework\v4.0.30319 set PATH=%NET40%;%NET35%;%PATH% rem Windowsサービスをインストール installutil /u %ASSEMBLY_NAME% |
InstallUtil コマンド 解説
InstallUtil は 通常利用で "インストール"、 "/u" オプションを指定で "アンインストール" になります。 以下はヘルプのほぼコピペです。。使い方:
InstallUtil [/u | /uninstall] [オプション [...]] アセンブリ [[オプション [...]] アセンブリ][...]]
オプション:
/u または /uninstall | スイッチが指定された場合アセンブリをアンインストールします。 /u または /uninstall がない場合はアセンブリをインストールします。 |
---|---|
/AssemblyName | アセンブリ パラメーターはアセンブリ名 (名前、ロケール、PublicKeyToken、 バージョン) と解釈されます。既定では、ディスク上のアセンブリの ファイル名と解釈されます。 |
/LogFile=[filename] | 書き込むファイルです。空の場合はログを書き込みません。既定値は <assemblyname>.InstallLog です。 |
/LogToConsole={true|false} | false の場合、コンソールに出力を表示しません。 |
/ShowCallStack | インストール中に例外が発生した場合、コール スタックがログに 書き出されます。 |
/InstallStateDir=[directoryname] | .InstallState ファイルが格納されるディレクトリ。既定値は アセンブリのディレクトリです。 |
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