Heroku 上 に Node.js アプリケーション を リリースする 方法

0 件のコメント

今回は「Heroku 上に Node.js アプリケーション をリリースする方法」についてまとめます。

概要

Herokuへのリリースは git push で行えます。

ここではそこに至るまでの手順を順に見ていきます。 大まかには以下のような手順で進めていきます。

  1. 前提となるツール類のインストール
  2. リリースしたいアプリケーションの準備
  3. ローカル/リモートのGitリポジトリの準備
  4. デプロイ & リリース
  5. 動作確認

ツール類のインストール

デプロイに利用するツールは以下の通りです。 不足するツールがあれば事前にインストールしておきます。

リリースしたいアプリケーションの準備

Node.js を使った Webアプリケーション開発 は別記事がありますのでそちらを参照してください。 ここでは Heroku へリリースするために必要な作業だけ取り上げます。

Webアプリケーション開発 (参考)

Heroku向け準備

Heroku上へ Node.js で作成した Webアプリケーション をリリースする場合、Procfile (拡張子なしのファイル)をプロジェクトのルートディレクトリに配置する必要があります。 Procfile には以下のサンプルのように <process name>: <command> といった形式で、エントリーポイントをキックするコマンドを記述します。

Procfile

web: node index.js

先頭に記述されるプロセス名 web は、Webサーバーなので web を指定しています。

最低限、リリースに必要なファイルは以下のようになります。 必要なモジュールがあれば package.json へ記述しておきます。

<PROJECT_DIR>
  index.js
  package.json
  Procfile

Gitリポジトリの作成

まずは開発中のアプリケーションを保存するGitリポジトリを作成し、Heroku上にリモートリポジトリを作成します。

ローカルリポジトリ

  1. デプロイしたいアプリケーションフォルダへ移動

    cd <YOUR_APP_DIR>
    
  2. リポジトリ作成

    git init
    
  3. ステージング

    git add .
    
  4. コミット

    git commit -m "Initial commit."
    

リモートリポジトリ

  1. デプロイしたいアプリケーションフォルダへ移動

    cd <YOUR_APP_DIR>
    
  2. Heroku にログイン

    heroku login
    
  3. リモートリポジトリの作成

    heroku create <YOUR_APP_NAME>
    

デプロイ & リリース

デプロイはHeroku上のリモートリポジトリにプッシュすれば良く、リリースはheroku ps:scale でサーバー展開すればできます。

  1. デプロイしたいアプリケーションフォルダへ移動

    cd <YOUR_APP_DIR>
    
  2. Heroku にログイン

    heroku login
    
  3. リモートリポジトリへプッシュ

    git push heroku master
    
  4. Webサーバーを1台展開

    heroku ps:scale web=1
    

動作確認

リリースされたアプリケーションは heroku create で指定したアプリケーション名を組み合わせた以下のようなURLで開けます。

  • https://<YOUR_APP_NAME>.herokuapp.com

また、以下のコマンドを実行してもデフォルトのブラウザで稼働中のサービスを開けます。

heroku open

今回は「Heroku 上に Node.js アプリケーション をリリースする方法」についてまとめました。 参考になったでしょうか? 本記事がお役に立っていると嬉しいです!!

参考記事

最後に… このブログに興味を持っていただけた方は、 ぜひ 「Facebookページ に いいね!」または 「Twitter の フォロー」 お願いします!!