Java を使った Webアプリケーション を Windows で開発しようとしたときによく使う Tomcat を Windows にインストールしてみます。 (記載時点では「9.0.0.M4」が最新のようでした。)
目次
Tomcat の ダウンロード
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Tomcat の サイトへ移動して download から一番新しいものを選びます。(ここでは Tomcat 9 を選択)
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中段よりやや下にある Windows Service installer を選択、ダウンロードします。
Tomcat の インストール
前述でダウンロードしたインストーラを実行します。 基本的には指示に従って次へ進んでいけば問題ありませんが、一部設定が必要な個所があります。
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[Next] を選択。
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ライセンスを確認して [I Agree] を選択。
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特に変更せず Normal 設定のまま [Next] を選択。
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管理ログイン用のユーザー名、パスワードを指定して [Next] を選択。
ここでは、以下の設定でインストールを行います。
- Server Shutdown Port
- 8005
- HTTP/1.1 Connector Port
- 8080
- AJP/1.3 Connecto Port
- 8009
- Windows Service Name
- Tomcat9 (任意に変更)
- Create shortcuts for all users
- (Unchecked)
- Use Name
- admin (任意に変更)
- Paaqoes
- admin (任意に変更)
- Roles
- manager-gui
Tomcatの管理ユーザーは後からでも追加・変更できますが、面倒なのでここで設定しておきます。
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JREがインストールされているディレクトリを指定して [Next] を選択。(JavaSEをインストールしていない場合、先にインストールしておきます。インストール手順はこちら。)
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デフォルトのインストール先のまま [Install] を選択。(※このインストール先パス名はこの後の「環境変数の登録」で利用します。)
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インストールが終わるのを待ちます。
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Tomcatの起動、Readmeの参照はどちらも行わないのでチェックを外して [Finish] を選択。
環境変数の登録
Tomcat を インストールした後、環境変数「CATALINA_HOME (= Tomcatのインストールパス)」を登録します。 登録するシステム環境変数は以下のような手順で設定です。
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[スタート] を 右クリック、 [システム] を選択。
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[システムの詳細設定] を選択。
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[環境変数] を選択。
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「システム環境変数」の [新規] を選択。
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変数名および変数値を入力して [OK] を選択。
ここでは以下の設定で登録します。変数値はインストール先ディレクトリなので、変更した場合は該当のパスへ変更してください。
- 変数名
- CATALINA_HOME
- 変数値
- C:\Program Files\Apache Software Foundation\Tomcat 9.0
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「システム環境変数」に登録されていることを確認。
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