Typings で よく使う 基本的なコマンド についてまとめてみました。
目次
基本操作
定義のインストール
typings/
ディレクトリ配下に型定義情報を書き込みます。
typings install [<ソース>~]<パッケージ名> [--global] [--save]
- ソース
- 型定義が保存されているデータソースを指定します。 指定できるデータソースは後述の「利用可能なソース」を参照してください。
- パッケージ名
- インストールしたい型定義の名前を入力します。 どのような型定義が利用可能かは、後述の「定義の検索」を参考にして探します。
例えば、 node の型定義をインストールする場合、以下のようなコマンドを実行します。
1 | typings install dt~node --global --save |
定義のアンインストール
typings/
ディレクトリから型定義情報を削除します。
typings uninstall <パッケージ名> [--global] [--save]
- パッケージ名
- インストール済みの型定義名を入力します。
例えば、 node の型定義をアンインストールする場合、以下のようなコマンドを実行します。
1 | typings uninstall node --global --save |
定義の検索
Typingsレジストリから依存情報を検索します。
typings search [[--name] <パッケージ名>] [[--source] <ソース>]
- パッケージ名
- 検索したい型定義名の一部を入力します。
- ソース
- 検索先のデータソースを指定します。 指定できるデータソースは後述の「利用可能なソース」を参照してください。
「angular」の文字列を含むの型定義を探す場合、以下のようなコマンドを実行します。
1 | typings search angular |
インストール済み定義の一覧表示
インストール済みの型定義情報を一覧表示します。
typings list
おまけ
利用可能なソース
ソース名 | 説明 |
---|---|
npm | NPMから検索します。 |
github | GitHubから検索します。 |
bitbucket | Bitbucketから検索します。 |
bouwer | Bowerから検索します。 |
common | "source"以外の標準ライブラリから検索します。 |
shared | 共有ライブラリ機能。 |
lib | 「shared」と同じ。 |
env | atom 、electron といった環境。
--global でインストールします。 |
global | グローバルライブラリ(window.<var> )
--global でインストールします。 |
dt | DefinitelyTyped から探します。
ほとんどのライブラリで --global でインストールします。 |
よく使うライブラリの型定義
ライブラリ | パッケージ名 | ソース | ホームページ | |
---|---|---|---|---|
Node.js | node | dt | http://nodejs.org/ | |
Express | express | dt | http://expressjs.com | |
AngularJS | angular | dt | http://angularjs.org | |
jQuery | jquery | dt | http://jquery.com/ | |
React.js | react | dt | http://facebook.github.io/react/ | |
Underscore.js | underscore | dt | http://underscorejs.org/ | |
Backbone.js | backbone | dt | http://backbonejs.org/ |
上記でチェックしたものをまとめてインストールする
typings install dt~node dt~express dt~jquery --global --save
参考記事
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